SQ970 シンガポール航空 ビジネスクラス を利用した時の様子を書かせていただきます。
関西空港を出発してチャンギ空港でトランジットしてバンコクに向かいました。
機材はエアバス A330-300で最新鋭ではありませんが個室感が無いぶん昼間のフライトはこちらのほうが同乗者と会話が出来てよかったです。
特典 2 保安検査が空いている専用レーン受けれる
特典 3 ラウンジが利用できる
特典 4 優先搭乗と降機
特典 5 優先レーンでの入国審査(ない空港もある)
特典 6 預けた荷物が優先的に出てくる
SQ970 シンガポール航空 ビジネスクラス トランジット & ラウンジ
トランジット
早朝5:05分にチャンギ空港に到着して次のフライトが7:10分です。
ターミナル2( T2)に到着してターミナル1( T1 )へ移動します。
T1にはラウンジが無いので、T2でシンガポール航空のおひざ元のラウンジをのぞいていきます。

引用: http://www.changiairport.com/
シンガポール航空 T2ラウンジ
皆さんの口コミでも評判の良いチャンギ空港にあるシンガポール航空ラウンジへ行きました。
トランジットで利用できるか不明でしたが、問題なく入ることが出来ました。
時間がタイトなため滞在時間短めです。関空のさくらラウンジよりは食事の内容は充実していました。
写真はラウンジ内の様子です。
搭乗します
機内の様子
パートナーの調子が悪く、地上スタッフの配慮でいちばん前の席に変更してくれました。
エアバス330のシートマップです。ビジネスクラスは合計30シートで、昔ながらの2-2-2配列になります。

引用:シンガポール航空ホームページ
ビジネスクラス後方から撮影した様子です。古い機材ですがシンプルですっきりしたデザインで居心地は悪くないです。
シートの様子
シート
ウェルカムドリンクをいただいてから離陸します。2時間30分程度のフライトなのでこのシートで十分くつろげます。
シートをフラットにした状態です。 フルフラットにはなりません。
今回のシートはいちばん前の11Cです。
広すぎる足元ですが、前にシートが無いのでなんだか落ち着きません。
モニターが遠すぎて不便なので、今後はビジネスでクラスでの一番前の席は避けたいと思います。
シートコントロールと備品
シートコントロールはわかりにくいところにあります。
右側のアームレストを開けると写真のようなコントローラが出てきます。
エアバスA330にはUSB充電器は付いていません。 シート左下にコンセントがあります。
モニターコントロールは右アームレストの下側です。
モニターですが少し古さを感じます。 やはりいちばん前の席はモニターもポケットも使いにくいです。
トイレの様子
ビジネスクラスには2室しかないため混むことがありました。 温かい感じで落ち着いて使用することが出来ます。
機内食
2時間30分の短いフライトでも機内食は提供されますが、時間的に朝食メニューになります。
シンガポール航空では、チャンギ空港を出発する便は好きなメニューから事前に予約できる『 Book the Cook 』 ブック・ザ・クック が有ります。
『 Book the Cook 』 ブック・ザ・クックについて
引用:シンガポール航空 クリックするとBook the Cookへ移動します。
各国の有名シェフがプロデュースしたメニューから選べます。
日本人の料理人は有名な菊乃井の店主がプロデュースされており、機内食では生ものの刺身が出せないので苦労したとの事でした。
日本からの出発でブックザクックを利用できるのは東京( 成田・羽田 )のみです。
ブック・ザ・クックの利用方法
航空券を予約した後にシンガポール航空のホームページより予約が可能です。( 座席指定と同じページに機内食の項があります )
ブック・ザ・クックを利用できる出発地
SQ970はシンガポール発なのでブックザクックが利用できます。 以下の表がオーダー可能な空港一覧です。

引用:シンガポール航空
ブック・ザ・クック メニュー
各空港のより違いはありますが、シンガポール発のメニューを掲載します。
西洋料理、和食、中華料理、シンガポール料理、マレー料理、タイ料理、インド料理、ホームサムミールから選べます。
西洋料理のメニュー | 詳細 |
牛肉のリブアイ・ステーキ(6オンス) | 牛肉のリブアイ・ステーキのクリーミーペッパーコーンソースがけ、ローストベジタブル、ガーリック風味のマッシュポテト |
牛ヒレ肉のグリル バルサミコ・オニオンソースがけ | 牛ヒレ肉のグリルとアスパラガス、ベビースピナッチ、ジャガイモ、そしてバルサミコ・オニオンソースを添えた、「インターナショナル・カリナリー・パネル」のアルフレッド・ポルターレ氏による一品 |
ナッツをまぶした仔牛のヒレ肉のたたき | ヘーゼルナッツをまぶした仔牛のヒレ肉のたたきに、クラッシュトポテト、トマトコンフィとグリーンアスパラガス(豚肉を含む)を添えた、「インターナショナル・カリナリー・パネル」のカルロ・クラッコ氏による一品 |
アンガス牛のグリルド・ビーフバーガー | アンガス牛のグリルド・ビーフバーガーとポートベロー・マッシュルーム、タマネギのソテー、チーズ、トマト(朝食にもご注文可) |
ラム・ロインのたたき | 仔羊肉のロース、 サルサ・ヴェルデにリヨネーズオニオン、ベーコンを添えた、「「インターナショナル・カリナリー・パネル」のマシュー・モラン氏による一品 |
ラム・チョップのロースト | ニュージーランド産ラム・チョップ、 ミントソース、ムスクランサラダ、タイム味のポテトグラタン |
鶏の胸肉のオーブンロースト | コーン飼育鶏の胸肉のオーブンロースト、タラゴンソースとクリーミーポレンタ、カリフラワー、枝豆、ニンジン添え |
チリ産すずきのグリル | ニューイングランド風ムール貝入りクラムチャウダーにのせたチリ産すずきのグリルとチャバッタのクルトン |
銀だらの焼き魚 ニース風 | 銀だらの焼き魚 ニース風にインゲンマメ、オリーブ、カラマタオリーブ、チェリートマト、アンチョビバターを添えた、「「インターナショナル・カリナリー・パネル」のスザンヌ・ゴイ氏による一品 |
クラシック・ロブスターテルミドール | バターでソテーし、ブランデーでフランベしたロブスターテールのチーズがけ、クリーミーマッシュルームソース、ガーリックとスパイシーマスタード、アスパラガスのバターソテー |
スウェーデン式全粒穀物のクラッカーパン | ヘルシーなスウェーデン式クラッカーパンにカッテージチーズ、ローズマリーハニーでローストした洋ナシとフレッシュベリーの低脂肪ヨーグルト(朝食にもご注文可) |
あたたかいワッフルと苺のクーリ | あたたかいワッフルと苺のクーリ、フレッシュベリー、マスカルポーネチーズ(朝食にもご注文可) |
ポーチドエッグとオランデーズソース | ポーチドエッグとオランデーズソース、スモークサーモン、アスパラガス、ハッシュドポテト(朝食にもご注文可) |
今回は、朝食でもブックザクックが利用できる アンガス牛のグリルド・ビーフバーガー を予約しました。
アンガス牛のグリルド・ビーフバーガー
アンガス牛のグリルド・ビーフバーガーとポートベロー・マッシュルーム、タマネギのソテー、チーズ、トマトからなるハンバーガーです。
ブックザクックで予約すると一番最初に配膳してもらえます。
機内食で傷みやすいレタスのシャキシャキ感は嬉しいです。
食べた感想は、朝食ならオーダーしても良いと思いますが、朝食以外なら他のメニューを選んだほうが良いと思います。
最近よく耳にするアンガス牛のハンバーグです。
ジューシーではありませんが臭みもなく牛100%のコクのある濃い味が特徴的です。
初めて見た大きな椎茸のようなポートベロー・マッシュルームです。
お肉のような食感でハンバーグに負けないぐらいの食べごたえがありました。
ハンバーガーに付け合わせのパン???ですが、しっかり食べました。
通常の機内で選ぶメニュー
メニューの表紙です。
朝食( breakfast )のメニューは、メインは3種類から選ぶことが出来ます。
『 タイ パイナップル フライド ライス』『 エビのオムレツ 』『 フレンチトースト 』 今回はパイナップルライスをオーダーしました。
紅茶はシンガポール定番のTWGです。
コーヒーはイタリアのillyです。
ワインのメニューです。
タイ パイナップル フライド ライス ( Thai Pineapple Fried Rice )
パートナーが注文したパイナップルライスです。
パイナップルの味や甘みは一切ありません。パエリアのサフランライスを少し濃くスパイシ―にした感じです。
付け合わせの鶏肉が日本でいう佃煮的な感じで濃いのでライスとよく合います。
good 注文して良かったメニューです
フルーツも南国ぽくってキレイです。
Premium Lane チケット
機内でイミグレーションを優先レーンで入国審査が出来るチケットがもらえます。
これで非常に混雑するスワンナプーム空港のイミグレーションを快適に通過できます。
まとめ
◆ いちばん前の席は落ち着かない。足元の狭いエコノミーならメリットがあると思う。
◆ 2時間半のフライトでもしっかりした機内食がでる。
◆ 事前に機内食をオーダーできるブック・ザ・クックの機内食はレベルが高い。
◆ 優先レーンを利用してのイミグレーション通過はスムースで快適でした。