SQ623 シンガポール航空 ビジネスクラス に搭乗した時の様子をお伝えします。
機材は最新鋭の ボーイング787-10ドリームライナー で中距離でもフルフラットになるシートで、全席通路にアクセスできるスタッガードに配列されています。
シートの様子から機内食までレポートです。
特典 2 保安検査が空いている専用レーン受けれる
特典 3 ラウンジが利用できる
特典 4 優先搭乗と降機
特典 5 優先レーンでの入国審査(ない空港もある)
特典 6 預けた荷物が優先的に出てくる
SQ623 シンガポールへのフライトの概要 | |
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機材 | ボーイング787-10 |
便名 | SQ623 |
出発地 | 日本 関西国際空港 23:25発 |
到着地 | シンガポール チャンギ国際空港 5:05着 |
飛行時間 | 6時間40分 |
座席 | 18D ビジネスクラス |

SQ623 シンガポール航空 ビジネスクラス ラウンジの様子
チェックインカウンターでもらえるチケット
ビジネスクラスの特典の一つであるラウンジについて、関西空港にはシンガポール航空のラウンジがなく代わりに写真のようなチケットがもらえます。
人生でビジネスラウンジを体験したことがありませんので、迷わずJALさくらラウンジに行きました。


チケットの内容 ※いづれか1つから選べます | |
JALさくらラウンジ | 制限なし |
がんこ寿司 | 2,000円分の飲食 |
プロント | |
タリーズコーヒー |
JALさくらラウンジの様子
ウイングシャトル( 空港内の無人電車 )に乗って37ゲートと38ゲートの間にあるラウンジに向かいます。 念願のラウンジに入ります。
時刻はPM10:20分でしたが50%程の稼働率で人が多い印象でした。
JALさくらラウンジ フードメニュー
お楽しみの食事です。 唐揚げや中華からサラダまで一通りそろっています。アルコールからシフトドリンクまで充実しています。 料理の質に関してはレトルトトレベルの物がほとんどでした。期待していただけに撃沈でした。
【サラダ】トマト・マカロニサラダ・カーネルコーン・キャロット・ミックスサラダ
【ドレッシング】粗びきごまドレッシング・わさびドレッシング・イタリアンドレッシング
料理が置いてあるブースの様子
餃子と焼売です。
定番さくらラウンジのカレーライスです。 先輩方のブログで美味しいとのことで期待大です。
和食のコーナーれんこんのきんぴらとかぼちゃの煮物です。
パンとクッキー
頂いたお料理です。 搭乗まで時間がなく25分ほどの滞在でした。
ブログの先輩方から高い評価お受けているカレーライスをいただきます。
ゴロンとした牛肉がたっぷり入っており街のカレーハウスにも負けない味で、ホテルカレーのような感じでした。
JALさくらラウンジ アルコール・ソフトドリンクメニュー
アルコールやソフトドリンク類については、なかなかの品ぞろえです。 自動ビールサーバーも備えており中々楽しめます。
自動ビールサーバーが面白い。こぼれないかハラハラドキドキです。
ソフトドリンクはファミレスのドリンクバーの機会が設置されています。
冷蔵庫の中にはフレッシュジュースと牛乳が入っています。
搭乗します
搭乗ゲートの様子
写真の左がエコノミークラスで右側がビジネスクラスとスターアライアンスの上級会員の方用です。 右奥がビジネスクラスの方が待つスペースです。
今回ラウンジなどを回っていたら、すでに皆さん搭乗されており…最後の方の搭乗となりました。
ボーディングブリッジの様子です。 エコノミーは右、ビジネスは左です。 今回は左へ行きます!
機内の様子
今回のシートは、パートナーと2人で18D・18Fです。 ボーイング787-10のビジネスクラスの後方部分は川崎重工が作っているらしい。
787-10のシート配列です。 カップルや友達で搭乗するときは奇数列の真中がおすすめです。 全席通路にアクセスできるスタイルで、シートの横のふくらみは物置などです。

※シンガポール航空のホームページより引用いたしました。
前方より撮影したボーイング787-10の機内の様子です。 ほぼ個室のような感じでした。
後方より撮影したボーイング787-10の機内の様子です。 19インチのモニターが迫力あり、画質も良くみやすいです。
離陸までに定番のウェルカムドリンクです。 シャンパーンを頂きました。 左側の通路は日本クルーの方で左側はシンガポールのクルーでした。
シートの様子
ウェルカムドリンクを飲み終えるといよいよ離陸です。 技術のの進歩で離陸時の振動や音が全くと言ってよいほどありません。
シートとシートコントロール
個室感が半端ないシートに驚きました。
隣の席との仕切りは手動ですが下ろすことが可能です。
枕やブランケットも上質なものが用意されています。
シートベルトが車と同じ3点式で、離陸後は2点に変更可能でした。
オットマンの画像です。ここに足を入れると曲げることなく伸ばすことが可能になります。下段は荷物と靴置きになります。
就寝時に使うフルフラットの状態です。
初めてのフルフラットシートの体験でしたが、現地に着いた時の疲れ感がエコノミークラスと比べて全然違います。
シートの各部をコントロールするパネルがシート横の側面に付いています。最初はこれがどこにあるか分らず苦労しました。
下に写っているのは、画面とエンターテインメントをコントロールするリモコンです( 脱着可能 )。
3連LEDの読書灯がサイドにあります。 アルカンタラ素材が高級感をだしており、使い方がうまいと思います。
トイレの様子
清潔で、ハンドタオルが置いてあるのには驚きました。 清潔ですが無機質な冷たい感じです。
備 品
コンセントとUSB充電が2か所あります。
その他ヘッドセット、ミネラルウォーター、スリッパ、アイマスク、靴下が用意されていました。
ヘッドセットはノイズキャンセルが付いており、音楽を聴かなくても付けているだけで機内の騒音が軽減されます。
実際にスイッチをON/OFFを繰り返すと効果がはっきりわかります。
機内食
離陸後楽しみにしていた機内食が始まります。 メニューには以下の文言があります。
到着後はラウンジで軽食をとり、その後も食事の機会が多いため離陸直後に食事を頂きました。
メニュー
深夜便なので『 スリーパーサービス 』とのことであっさりとしたメニューで残念でした。
自分は和食の花恋暦を注文。パートナーは温製フレンチトーストとミックスベリーを注文しました。
メニューの表紙
テーブルセッティング
ビジネスクラスではテーブルクロスをセットしてくれます。
和食の花恋暦 ( はなこいれき )
ビジネスクラス = コース料理と思い込んでいましたが、深夜便はあっさりでした・・・・。
それでも止椀の味噌汁はしっかり温かく上空1万メートルでもこのクオリティーには頭が下がります。
口取り
出汁巻き玉子、松茸香味お浸し、鶏葱味噌が付いてきます。
鶏も柔らかく味も濃くしっかりとした味です。
焼物
鮭塩焼き、菊葉・紅葉型ゴマ豆腐が付きます。
炊合せ
がんも煮、椎茸、インゲン、芋、人参が付きます。
香の物
漬物がたくさん付きます。
止椀
味噌汁が付きます。具は木の芽、椎茸、茄子です。
温製フレンチトーストとミックスベリー
パートナーがオーダーしたフレンチトーストです。
これが当たりで、熱々のフレンチトーストの上にたっぷりの生クリームが添えられておりフレッシュフルーツと併せヘルシーかつ食べごたえがあり大満足でした。
フレンチトースト
色合いも良くスイーツのような感じになります。
オーダーしたドリンク
深夜便なのでアルコールもあまりお勧めされませんでしたので、定番のシンガポールスリングをオーダーしました。
真っ赤なカクテルですがとてもフルーティーな味わいで南国の国を感じさせるカクテルです。
まとめ
◆ 深夜便の機内食は『 スリーパーサービス 』でコース料理ではない。
◆ すごい個室感で座席に座ると他の人と顔を合わせることのない設計になっておいる。
◆ 顔が見えないということは、一緒に乗ったパートナーとも話すのに苦労した。
◆ 同乗者との食事のシェアには苦労する。( エコノミーなら簡単にできる )
◆ フラットベッドを利用して熟睡すると現地についてからの疲労感がまるで違う。
◆ さくらラウンジは期待していたほど食事を含め満足しませんでした。